備忘録: 「空間」の用法
記事を書いた時点での、筆者のイメージによる空間の使い分け。定義を意識して使っているわけではないが、これらには考えの方向性の違いがある。
物理
- 古典的な物理学における解析的な場
- 上記に時間をつけ加えたもの
- 一部が離散化されたand/or確率的な場
- 上記に時間をつけ加えたもの
- シミュレーションにおいて、上四つのそれぞれに対応するもの
形而上学
- 宇宙全体を内側から見て、時間と空間を独立に考えた時の空間のみ
- 宇宙全体を内側から見たとき、我々を含む連結な時空
- 宇宙全体を、時間と空間が分離していて、かつ内側と外側の空間が対応している時の外側から見た、内側の空間
- 宇宙全体を、時間と空間が分離していない外側から見たときの、内側の時空全て
- 必ずしも数学的でない、「もの・こと」のあつまり
工学
- 量を組み合わせたものから別の量への写像
計算機
- 一次元のメモリ
- プールとしてのメモリ
- 抽象的なストレージ
- ネットワークのノードが配置される(物理的あるいは数学的な)場所
認知
- 直感的な広さに対応するなにか
- 神経系全体として暗黙的に持っている世界のモデル
- 上記の真に小さい一部分
- 二つ上の、一部の感覚についてのみ(仮想的に)分離したもの
- 上記の真に小さい一部分