3.3V版USBaspの製作

JTAGの無いAVRに書き込む必要があったのでUSBaspを作りました。
また、適当なツェナーダイオードを手持ちに無かったので3.3Vで動作するよう変更を加えてあります。

ファームウェアを書き込む

http://www.fischl.de/usbasp/から最新版をダウンロードしてATmega48に書き込みましょう。

ちなみに私はArduino(duemilanove)でmega-ispを使って書き込みました。*1

あと正常動作させるにはhfuse:0xdd/lfuse:0xffにする必要があります。
このAVRは12MHzで動作させるのでATmega48Vはぎりぎりで範囲外です。*2

回路を組む

2009-02-28版をもとに変更を加えたのがこの回路です。


スイッチ等は好みに合わせて変えましょう。

組み立て例

概観:
基板:
筐体:

使い方(aka. 既知の問題)

  • 赤LED:電源 緑LED:読み書き のようです
  • ターゲットに接続してからUSBを挿さないと"avrdude: cannot query manufacture"のようなエラーが出て使えません
  • ターゲットのクロックが1.5MHz以下のときはジャンパー(またはスイッチ)をslowに切り替える必要があります
  • 2.5Vや5Vで動くかは分かりません。最大絶対定格を越えていますがAVRなら大丈夫な気もします。気休めの抵抗も入れていますし

*1:programmer2の方が有名だと思いますが、なぜか手元の環境ではverifyが通りませんでした。クロック幅を10usにしてもだめでした。

*2:動くとは思いますが。