自宅サーバー構築 - 設定
Arch Linuxのインストールと設定。
Arch Linux
Arch Linuxはシンプル・内部を隠さない、等(The Arch Way)を目標にかがけているので、GUIのインストーラや設定ツールなどといった軟弱なものは用意されていません。そのかわり、設定ファイルの説明が詳しかったりします。
「ローリングリリース」を採用していてディストリビューションのバージョンという概念が無いというのも便利な点です。新バージョンの魅力とシステムの安定性で頭を悩ませる必要もありません。
あと、インストール中にいきなりパッケージの選択(説明無し)+/etc以下のファイルを手で編集させられるので、初めての場合は別のPCを用意しておいた方が良いでしょう。
ちょっとはまったのがbindのインストールで
$ pacman -S bind
とするのですが、いつまでたってもインストールが終わらない。調べてみるとインストール後のスクリプトで呼ばれているrndc-confgenが/dev/randomから読もうとして止まっているようです。
そこで適当なコマンドを実行したりトラフィックを発生させたりして無駄に働かせると/proc/sys/kernel/random/entropy_availが増えて正常終了します。
・・・が設定ファイルを書くのが面倒で結局/etc/hostsで解決することに。
まとめ
パッケージマネージャなど、慣れが必要のようですが、基本的には問題なく移行できました。しばらくはこの構成で様子を見ようと思います。