無線給電の使い道

今年は無線給電の話題が再燃して、大方は普及しないという見方のようだけど、本当にそうなってしまうのか?という話。

よくある意見で例えば:

  • 効率が悪い -> 人体への悪影響etc
  • 使い道なくね?(有線/バッテリで充分)

など、確かに既存の製品(家電とモバイル機器)を考えればそれは事実なのだが、
あえて新たな可能性ということを考えてみたい。


たとえば一部屋に数百個の電子機器が存在できる状態で
何ができるかということを考えてみると非常におもしろい。

仮に100個の機器に10Wのエネルギーを伝送効率たった1%で送るとしても、1つの機器で平均1mW/最大100mW使えるわけで
「ちょっとしたこと」なら色々できる。いわば人間が生で操作できるRFIDのような。


・・・ここでほいほいと良いアプリケーションが思いつくなら苦労はしないんだが。
個人的には電脳コイルみたいなARに感じるわくわく感の半分くらいがここにあるように思う(残りの半分は物理的に不可能なことを体験できる点)。

非常に尻すぼみな結論で申し訳ないんだが、書いておきたかったので。