指から文字がどんどん出てくる:4日目

色々と要素を検証してきた結果、ようやく指輪のスペックが固まって来ました。

左の部品群をなんとかリング状にまとめれば(たぶん)完成です。右はデバッグ用。

電力

2日目ではフレキシブルなパネルを試してましたが、切断すると断面でショートしてしまうのか、効率がかなり低下するようです。そこで、わりと大きめのフォトダイオードをアレイにする方針に切り替えました。写真に写ってるS6775を8個直列にすると、室内でも2V以上で数μAが確保できるようで、これならなんとかなる気がします。

通信

ちょっと不本意ですが、とりあえず動くのが分かっている赤外線通信にします。ただ、通信速度はプロトコルを工夫すれば改善する可能性が高いので↓の話に続きます。

ファームウェア更新

通信速度向上・その他の変更はできるほうが良さそうなので、後からファームウェアを書き換えたいわけですが、コネクタ付けるのはちょっと・・・という問題があります。平坦な電極のみ露出するとしても、樹脂と金属が混在すると研磨が難しい、割れやすい、錆びる、電極の接触を確保するのが意外と面倒、などなどと問題が山盛りなので、たぶん光通信ファームウェアを書き換えられるブートローダを書く方が簡単です。